教育公務員になりたいなら、【小学校教員】になろう!

目次
はじめに
どうも!
ヤスノリモリです!
最近、本格的にTwitterを始めて、教育についていろいろと考える機会が増えました。
SNSってほんとに便利。
ツイートの中で以下のようなやり取りをしました。
実情を知った上で、小学校教諭を選びました。
それでも、酷い労働環境。
なり手が少なくなっても仕方ないですね!— ICTeacher (@yasunorimoori) September 11, 2018
教員のなり手が減っているという主な理由は、メディアでさんざん教員の労働実態の過酷さが指摘されているからだと思います。
この問題を解決しなくてはいけないと思いますが、
そんなすぐに解決するものではありません。
しかし、
私が教員を本格的に目指した10年前からすでに、教員の労働環境の過酷さは
教育学部にいた人なら知っていたと思います。もしくは、教員になろうとしていた人なら。
それでも教員になりたい人は、たくさんいると思います。
だって、教員ってなかなか楽しいし、
児童・生徒と直接かかわることができる仕事って限りがあるし、
給料も公務員だから安定してるから。
10年前でも、今でも教員になりたい人は同じようなことを考えているのではないでしょうか?
私もそうでした。
そんな10年前の私と同じように考えている人に、
私がなぜ、【小学校教員】を選んだのかをシンプルに書いていきます。
その理由がつまり、小学校教員が教育公務員の中で一番良い理由になると思います。
さて、結論です!
教育公務員になりたいなら、【小学校教員】になろう!
理由は以下です。
①部活指導をしなくていいから
②教員採用試験の倍率が低いから
③6年間の成長を見ることができるから
教育公務員とは
国・公立学校の学長・校長・園長・教員、また部局長、教育委員会の教育長および専門的教育職員のこと。国立学校の場合は国家公務員、公立学校は地方公務員の身分を有する。 コトバンク
①部活指導をしなくていいから
例外はありますが、(私は相撲部の顧問だったし。笑)
中学校や高校と比べ、小学校には基本的に放課後の部活指導の時間はありません。
単純に、その分がないだけ早く帰ることができます。
土日も部活動指導がないので、プライベートタイムを満喫することができます。
私のように、中高の保健体育の教員免許を持っていれば、絶対に部活指導をしなくてはいけないでしょう。
そのことは容易に想像ができたので、
小学校教員になりました。
②教員採用試験の倍率が低いから
全国最多の志願者数を集める東京都では、小学校の競争倍率が2.7倍となり、前年度(3.6倍)より0.9ポイント下がった。中学・高校に至っては前年度の9.7倍から半分近い5.0倍にまで低下するなど、過去に類をみない大幅低下となった。(教育新聞HP, https://www.kyobun.co.jp/rate/)
内容も気になるところですが、笑
とにかく、小学校は教員採用試験が、中高に比べて低い。つまり、簡単に正規採用教員になることができるということです。
③6年間の成長を見ることができるから
教育公務員で幼稚園・中学校・高等学校は児童生徒は3年間それぞれの学校に通います。
つまり、それぞれの学校の教員も児童生徒と関わることができるのは3年間です。
小学校ではみなさんご存知の通り、児童は転入・転出がなければ6年間小学校に通うことになります。
小学校教員として6年間も子どもたちの成長を目の当たりにすることができます。
彼らが1年生として入学してから卒業するまでの進化は物凄いものです。
この感動は、教育公務員では小学校教員しか味わえないと思います。
番外編・幼小中高大のどこの教員になってもいいなら、やっぱり小学校
私は、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員免許を持っていて、
今となっては、全ての学校で働いた経験があります。
正直なところ、教育に関わることができれば良いと思っているんで、学校であればどこでもいいです。
でも、働く時間ができるだけ短く、倍率が低いから小学校を選んだだけです。
それらのファクターが結構重要でした。
おわりに
20歳の私は、大学で中高の保健体育教員免許しか取ることができないコースにいました。
でも、今回紹介したことに気が付いてから、すぐに転課程を実行して、
さっき紹介した4つの免許を取得しまいた。
だから、もしこのブログを読んでいて
とりあえず教育に関わりたいし、教員になりたいという人は、小学校か幼稚園の免許を取った方が良いのではないかなぁって思います。
もちろん、私のように教員免許を4つ持っていたほうが、何かと便利に働くこともありますが。
小学校教員をしていた時、
中学校・高校の教員になった友達たちが、「マジで部活しんどい。土日もないし。」
と言っているのを聞いたときに、正直なところ、「それなら小学校教員になればよかったじゃん。」
と思ってしまいました。
その状態はわかっていたはずだし、胸を張って働いていて欲しいと思ったからです。
胸を張って働くためにも、プライベートな時間は大切。
そのような考えを持っている人で、教員になりたい人は、
私のように是非とも小学校教員になってほしいです。
幼稚園教員もおススメです。
困難がある程度あることは予想しなくてはいけませんが。
教育公務員になりたいなら、【小学校教員】になろう!
理由は以下です。
①部活指導をしなくていいから
②教員採用試験の倍率が低いから
③6年間の成長を見ることができるから
【蛇足】
そんな私は、現在高校の教員になっています。
部活動があるから、これだけやめた方がいいって言っていたのになぜ?
と思う人は多いと思います。
理由は簡単。
部活動がない高校の教員だから。
そんな高校の教員であるので、もちろん教育公務員ではありません。
私立の高校である故に部活がない。
そんな選択肢があるということもこのブログを読んでいる人には知ってもらいたいと思います。
今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。
ではまたほなね!