教育に関する選択肢を広げ、みんなの夢を応援するブログ

「宿題は意味がない!は本当か?」小学校時代に宿題をしなかった私が、宿題について調べた

 
この記事を書いている人 - WRITER -
世界平和の実現を目指す
2019年4月から小学校教員復職

幼・小・中・大学での教員経験あり

専門は、教育・国際教育協力・ブータン王国
Pocket

はじめに

どうも!ヤスノリモリです!

本日は、教員である私にとって関係が深い宿題についてです。

 

私は小学校時代に宿題をしていませんでした。

正確には、家で宿題をしなかったというのが正しいのです。

というのも

中間休み、授業中、昼休みなどの空いた時間があれば

先生から宿題を聞き出して、すぐさま宿題をしていました。

今思えば、当時の先生方も、よくそれを許してくれたと思います。笑

 

ただ、どれだけ先生に「字を綺麗に書くこと!」と言われても、その指示に従うことはありませんでした。

できるだけ早く宿題を終わらせる必要が、私にはあったのです。

とても熱い思い

それは

 

 

「テレビゲームをできるだけ長い時間したい!」

というものでした。

子どもの頃に買ってもらったゲームは数知れず

スーパーマリオから始まり

・ゴエモン

・星のカービィ

・ゼルダの伝説

・ポケモン

・チョコボの不思議なダンジョン

・聖剣伝説

・ゼノギアス などなどなど

 

ゲームは最優先で行っていたのですが、他にも

 

友だちの家にも行きたい

外でも遊びたい

山に行きたい

海で泳ぎたい

釣りもしたい などなどなど

 

子どもの私にとって、遊ぶ時間は何よりも重要だったのです。

はっきり言って、宿題は邪魔でした。

 

そんな思いを持ったまま、私は小学校の教員になりました。

正直なところ、小学校教員時代は、子どもたちが宿題をするのが不憫でならなかった。

子どもからは

「毎日、どれだけ早くしても一時間以上かかるんですよ!」

とか

「遊ぶ時間が全くありません!」

と言われました。

 

また、保護者からも

「宿題の量が多すぎませんか!?」

と言われたこともあります。

 

日本にいるときは、宿題に関して私自身も疑問に思うことがたくさんありました。

ただ、あまり深く宿題について考えることをしていませんでした。

今は日本にいるときよりも、教育に関する勉強をたくさんすることができます。

そこで改めて今回は、宿題について考えていきたいと思います。

 

「宿題は意味がない!」は本当か?

このことについて有名なブログより(https://gigazine.net/news/20160309-homework-has-no-benefit/)

デューク大学のハリス・クーパー氏は宿題に関する研究を行う第一人者です。クーパー氏によると、宿題によって得られる利益は年齢に依存しており、特に小学生の年齢の子どもが宿題をどれだけやっても成績が向上するという証拠は見つかっていません。中学生でも宿題が成績を向上させる「良い影響」を得ることはほとんどなく、高校生になってようやく宿題で学術的な利益を得られるようになります。ただし、1日2時間が限度で、それ以上宿題に時間をかけると利益は減少していくとのことです。

なお、子どもと親が一緒に声に出して本を読んだり、子どもが読書を嫌がる場合は、親が子どもに本を朗読してあげたりすることも、宿題より良い影響が得られることもわかっており、子どもに「楽しい」と感じさせることが重要だそうです。クーパー氏は「小学校の宿題は禁止するに値する」と断言しており、宿題のない文化の中で、子どもたちが放課後を有意義に過ごして日々楽しく学習できる生活を送ることを推奨しています。

反論ブログより(http://www.netlorechase.net/entry/2017/09/03/143950)

①クーパーの主張は一貫して、「年齢にあわせた宿題の出し方は成績向上と相関がある」であり、宿題自体に意味がない、としているわけではない。

②今回広がっている情報の大元はSALONの記事であるが、これはShumakerの『It’s OK to Go Up the Slide』の内容を紹介したものであり、クーパーの主張とは違うことに留意が必要である。

③各国で宿題に関して禁止する法律があったりその動きがあったりするようだが、議論は様々あり、明確に廃止されているわけではない。

今回の記事はいわゆるチェリーピッキングというやつで、自分に都合のいい部分だけとりだして主張する、というものです。「真実」を語るメディアの多くは、甘いさくらんぼだけを見せる場合が多いので、 世の中すっぱいさくらんぼもあるんだということを知っておくのは、我々の宿題にしておいてもよいのかな、と思います。

 

ヤスノリモリの見解

結局は、クーパーさんの研究では

【年齢にあわせた宿題の出し方は成績向上と相関がある】

としていることが書いてあるようです。

つまり、

「宿題には意味がある!」ということですね。

 

宿題は意味がないブログを見たときは

「やっぱり宿題意味ないじゃん!!やっぱり!!」と興奮していた私が恥ずかしい。

気になる人は、クーパーさんのこの論文を読んでみてください。リンク

 

ちなみに、クーパーさんは、小学校では有名な「10分ルール」に賛成しています。

「10分ルール」は、子どもの学年に×10をするものであり、1年生なら10分、2年生なら20分、宿題をしようというものです。クーパーさんは、この「10分ルール」は「我々の分析と一致する」としており、短時間の宿題が小学校において勉強の習慣を身につけることに役立つとしています。

 

宿題をするなら自主学習に限る

「宿題に意味がある」ことがわかってしまった今、

教員として、子どもたちがその意味を見出して楽しくできる宿題を考えなくてはいけません。

そんな中出会ったのがこの本。

先日、とある勉強会で紹介していただきました。

この本には、表紙にも説明が書いてるように

【子ども自らが内容を選んで、主体的に楽しく学習できる!】内容が書いてあります。

実は、小学校教員時代に私の学級でも行っていましたが、その内容は形式化していました。

そこで、改めて自主学習ノートの方法を勉強したのですが、

やはりいい学習方法だなと思います。

 

内容としては、

具体的な学習の方法・勉強を効率的に進める方法・子どもたちをやる気にさせる方法などなど

とても勉強になります。

 

私自身、高校入試や大学入試の時に勉強の方法がわからなくて苦労しまいた。

積極的に自主学習を取り組むことによって、

自分が好きなことを探す力や自分に足りないものを把握する力がつくと思います。

子どもたちには

やらされてると思う宿題ではなく、自分でドンドン行いたくなる宿題をしてもらいたいです。

 

おわりに

話題のキングコングの西野さんが言っています。

自分の好きなことを見つけ、そのことに徹底的にはまる

そうすることによって、集中力をもって物事に取り組めるようになるし、

何より好きなことを極めて楽しく生きることができるようになる。

これからの時代、人にとって嫌なことはさらに自動化されていくと言われています。

学校で行うようなプロトタイプの宿題をイヤイヤ行うことは、

子どもたちにとって利益が少ないと思います。

だからこそ、子どもたちが楽しくできる自主学習が広がるといいなと思います。

 

小学校の時は勉強が嫌いだった私ですが

今では学ぶことが大好きです。

自分なりに学び方を見つけ、学ぶ意味を見つけれることができたからです。

そうなるためには、好きなことをし、小さな成功体験を積み重ねて集中力を伸ばすことが重要だと思います。

そうすれば必然的に学べるようになっていくのではないかと思います。

とりあえず、今回は

【宿題をすることは意味があるので、子どもたちが満足感を持ち、楽しく宿題ができるようにしていこう!】

と考えることができました。

 

お読みいただきありがとうございました。

ではまたほなね!

この記事を書いている人 - WRITER -
世界平和の実現を目指す
2019年4月から小学校教員復職

幼・小・中・大学での教員経験あり

専門は、教育・国際教育協力・ブータン王国

Copyright© 夢と歩こう , 2018 All Rights Reserved.