【体験談】採用延長の特例を使って私が大学院進学をして感じたメリットとデメリット【教員採用試験合格後】

はじめに
教員採用試験に合格した皆様!おめでとうございます🎉
ノリモリ
おめでとうございます〜!!そんなん言ってるくせに大学院に行こうとは何事やねん!おかしいじゃろ!
モリモリくん
いや。意外とそんなことなくて、僕自身が教員採用試験に合格してたんやけど2年間猶予をもらって大学院に進学(プロフィール)してたのよ。めっちゃ有意義な2年間やったわ〜!「採用延長の特例」っていう制度があるわけよ!
ノリモリ
へ〜。そうなんやな〜。そんで今回はその採用延長の特例について書くわけね。それでは一旦まとめをよろしく!
モリモリくん
・大学院に行くと理論と実践の往還ができて楽しくなるかも!
・JICA協力隊に興味がある人はそちらもどうぞ!
採用延長の特例について
によると
(4)採用延長の特例(大学院進学者及び国際貢献活動派遣者) 第 2 次試験合格者が,合格した校種・教科又は職の専修免許状取得を目指して,大学院へ進学す る場合は,最大 2 年間採用を猶予し,当該専修免許状の取得を条件として,令和 5 年 4 月 1 日付け 又は令和 6 年 4 月 1 日付けで採用します。 また,第 2 次試験合格者が独立行政法人国際協力機構法の規定に基づく青年海外協力隊又は日系 社会青年ボランティアの活動に従事する場合は,最大 2 年間採用を猶予し,令和 5 年 4 月 1 日付け 又は令和 6 年 4 月 1 日付けで採用します。
ということで、
・教員採用試験を合格
した上で、
・専修免許状取得を行うために大学院に進学もしくは
・青年海外協力隊又は日系社会青年ボランティアの活動に従事
するならば最大2年間の採用延長を行うことができます。
例として京都市のパターンを出しましたが、他の自治体でも同じような制度があります。気になる人は是非とも調べましょう!
採用延長の特例を使って大学院に行くメリット・デメリット
「教員採用試験に合格したけど、このまま教員になるのはいかがなものか、、、」と思っている人がこの記事に辿り着いているのではないかと思います。
実際に私がそうでした。
そんな迷いに迷って選んだのが大学院進学でした。
今でもこの選択をしたことに全く後悔はありません。
それくらい良い決断だったと思います!
まずはメリットから!
- 理論と実践の往還ができる
- 専門的な教育の勉強をしながら教員になる準備が本格的にできる
- 現場で非常勤で働くことができる
⇨わざわざ2年間猶予をもらうだけのことはあります。経験者としては「2年後は確実に正規教員なる。」という思いを持って授業を受けることができます。この思いを持っていると、やはり学部時代とは違った心持ちで活動することができます。
また、教育行政とか教育哲学の話がめちゃくちゃ楽しいんですよね。もし学ぶことが大好きな人にはとっって進学はオススメです!
さらにはすでに教員免許を持っているので非常勤講師として働くことができます!
現場に行く前のトレーニングにはバッチリな環境ですね👍
そしてデメリット!
- 給料が2年分もらえない
- 授業料が発生する
- 2年分他の人よりもキャリアを積めない
やっぱり給与が2年分もらえないのは大きいと思っちゃいますよね。
支出に関しては教員免許を持っていて非常勤講師の仕事を行うことができれば私の場合大丈夫でした!以下のブログ内容をご参考に!
また他のブログでも大学院授業料免除について詳しく書いてくれております!
【大学・大学院授業料免除申請フロー】今年も京都大学の授業料免除申請が完了しました!
2年分のキャリアに関しては後から全然取り返しがつくと思います。
また、多くの教職系の大学院であるフィールドワークのおかげで多くの学校現場の実態を見ることができます。2年間働くよりもより多くの視点を得ることができるかもしれません👁
もし大学院に興味がなくて4月から教員として働くものはいかがなものか、、、、
と思っている人はJICA協力隊への応募も検討してみては?
なかなか面白い2年間が待っていますよ😀
(【まとめ】青年海外協力隊の全てを赤裸々に語ります【2018.7.15更新】)
おわりに
教員採用試験をパスしたのは本当に素晴らしいです!ただ、その上でまだ選択肢もあるって素晴らしいと思いませんか!?
ノリモリ
ほんまやな〜!教員として働く前に2年間好きなことしてもええかもしれんな!
モリモリくん
実は教員には採用前・採用中・退職後に様々な選択肢があります。
それを是非とも生かしてほしいと思います〜!
以下に過去のブログも載せました!
ご興味があればどうぞ!
過去のブログ
バランス感覚を持って夢に挑む 夢 青年海外協力隊 国連 JICA 家族
では、またほなね!
・大学院に行くと理論と実践の往還ができて楽しくなるかも!
・JICA協力隊に興味がある人はそちらもどうぞ!