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ブータン王国 パロ教育大学 小学校教員を目指すカルマくんをインタビュー

 
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世界平和の実現を目指す
現役の高校教員

幼・小・中・高・大学での教員経験あり

専門は、教育・国際教育協力・ブータン王国
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はじめに

ブータン人学生インタビュー第一弾(2018/5/11)

今回は、パロ教育大学小学校教員養成課程2回生の「Karma Thinley」くんにお話を聞きました。

彼は小学校教員養成課程の2回生の中で非常に優秀な学生で、前から是非ともインタビューしたいと思っていました。

ブータンの若者の実態を知るために非常な有意義なインタビューになりました。

 

2021年7月現在になってこの文章を読み返すと、自分自身が面白いことをしてる〜と思いました。

2018年当時に教員養成課程にいたカルマくんの貴重なインタビューです。

 

 

インタビュー内容

モリ(以下 モ):カルマ君のことを簡単に教えてください。

カルマ(以下 カ):カルマティンレーです。年齢は22歳です。タシガン県出身です。

モ:大学は去年は入学?

カ:そうです。実は、高校3年生の時に、2回留年しています。だから、2回生ですけど、22歳です。

モ:君みたいに、大学に入学する前に留年するのは一般的なの?

カ:クラスの半分くらいは少なくとも1回は留年していました。私みたいに2回している人もいましたよ。

モ:なんで2回留年したの?

カ:大学に入るために、英語のテストの点数を取る必要がありました。だから、2回高校3年生として学校で過ごしました。

モ:今はパロ教育大学にいるけど、ここが第一志望?

カ:いえ、本当は違う大学に行って、経済学を学びたかったです。でも、その大学に入学するには、テストでさらに高い得点を取得する必要がありました。

モ:そうだったのかぁ。ここに来て満足はしてる?

カ:はい。実際はとても満足しています。ここに来て、将来教員になる展望も持てています。教育は、ブータンの中でとても大事ですし、多くの人に影響を与えることができます。家族も僕が将来的に教員になることをとても嬉しく思っています。毎日、教育の勉強をするのは楽しいです。

【*指導案作成指導を受けているカルマ君】

 

モ:私も君が良い教員になると思うよ。そういえば、日本では、若者が転職することが多くなってきているんだけど、転職についてどう思う?

カ:ブータンで転職をするのはとても難しいんです。例えば、1度、教員になってしまうと他の分野に転職をするのはとても難しい。その逆もしかりです。教員以外の分野の人が教員になるはほぼ不可能です。教員になるためには、ここの大学か、もう一つの大学を卒業しないと教員にはなれません。日本では、免許があると教員になれると聞いたことがありますが、ブータンはどの分野の大学を出たのかが重要なんです。

モ:転職しない方向?

カ:私がするとするなら、小学校教員から大学教員もしくは政治家です。小学校教員として4年務めると、修士課程に入るチャンスがあります。そこで修士学位を取って、大学教員になる可能性があります。また、私は教育分野にいるので、教育制度のことを押し出した政策を出せるような政治家になる可能性もあります。でも、ずっと教員でいるのが安全かなと思います。

モ:教員以外に選択肢があることは素晴らしいことだね。ところで、私はあなたの保健体育教育法の授業を受け持っているけど、保健体育は好きかい?

カ:好きです。私は体を動かすことが好きなので、保健体育の授業は好きです。モリ先生とプッシュ先生が指導してくれる授業も実際にたくさん体を動かしますし、理論も教わることもできているので面白いです。

モ:そう言ってもらえて、とても嬉しいよ。

【*体育実技指導法の授業中のカルマ君】

 

モ:そういえば、平日の授業は午後4時に終わるけど、その後はいつもなにしてるの?

カ:学生どうしてイベントの会議をすることもありますし、友達とバスケットボールやバレーボールといったスポーツをすることもあります。でも、基本的には一人でいることが好きなので、何もなければ一人でのんびりしています。

モ:宿題はどのタイミングでしているの?

カ:学生食堂(多くの学生は寮で過ごしている。その隣に食堂が併設されている。味は微妙らしい。)で夕食を食べてから、できるだけ早く終わらせます。

モ:なるほど。週末はどんな感じ?

カ:週末は、洗濯をしたり、平日と同じようにスポーツをしたりしています。音楽を聴くのが好きなので、週末は音楽を聴いて過ごすことが多いです。小説も読みますね。パロタウンは近いですが、街に行くのは好きではないので、何かを買う用事がなければ、街にはいきません。(たしかに、彼をパロタウンで見たことはない。)

 

モ:そういえば、あなたの結婚観について知りたいな。

カ:結婚は、いつまでとかは決めてませんが、25、6歳ぐらいにできたらいいかなぁと思っています。

モ:ブータンでは早い年齢で結婚をする人が多いと聞くけど、なんでそれくらいの年齢にしたいの?

カ:やはり、しっかり就職してから結婚したいなと思います。そうしないと、色いろなことの計画を練ることができません。たしかに、ブータンでは早くから結婚する人は多いですが、結婚と離婚を繰り返している人も多いので、やはり計画を立ていることは大切だと、僕は思います。

モ:・・・・・・カルマ君、しっかりしているんだね。

カ:計画を立てることは大切ですからね。

 

モ:インタビューはここまでです。協力してくれてありがとう!

カ:また何かあれば、いつでも連絡してください!(なんて良いやつなんだ。笑)

 

おわりに

ブータン人学生への初めてのインタビュー。

「最初からしっかりした人を選び過ぎた!」

と思ってしまいまいた。笑

ゆったり生活しているというイメージのブータン人から、【計画】の重要性を聞いてしまいました。

話を聞いていたら、生活の仕方は日本人とあまり変わらないというか、ほぼ同じだなと思いました。

そして、彼とは個人的にももっと仲良くなりたいなと思いました。

 

今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。

ではまたほなね!

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